ほくろから毛が生えている方はよくいらっしゃいます。曰く「幸運のほくろ毛」曰く「副毛」と呼ばれ、大切にされることもありますが、一体どういう仕組みでほくろの毛は生えているのでしょうか。
ほくろから生える毛というのは、大体が通常その部位に生える体毛より太かったり、長かったりします。短い毛が密集して、ほくろ全体を覆うこともあります。ほくろというものがそもそも「細胞の過剰な活動」からなるものなので、元来皮膚の一部である毛髪も、そこ(ほくろ)に位置すると過剰に成長するようです。
皮膚は大きくわけて3層からなり、表のほうから表皮、真皮、皮下組織と3段重ねになっていて、毛根の位置は二段目の底のほうになるわけです。見る限りではその毛根の上、一段目と二段目に出来たほくろが特に毛が生える率が高いように思います。
ほくろの表面をよく見てみるとちゃんと毛穴が確保されていて、やはり毛の生える機構とほくろが連動して働いた結果、あのような力強い毛が生えるのではないでしょうか。
ほくろに刺激を与え続けると悪性化してしまう、という説があります。中国でも「ほくろの毛を抜くと不幸になる」と言いますし、むやみやたらとほくろの毛を抜くのは止して、はさみ等で根元から切ってあげたほうがよいでしょう。